13 らだお先生と窓の外 ページ24
青井 side
日差しが暑くなってきて少し歩くだけで暑くて仕方がない日
成瀬「あ、らだお先生〜!!
次2年の教室ですか?!
一緒に行きましょう!」
ぶんぶんと手を振りながら駆け寄ってくるあいつを見向きもせずに早歩きする
青井「やだ」
成瀬「そんなこと言わないでくださいよ〜
最近、ほんと暑いですねぇ…
そういえば体育はプールはじまったんですよね?
らだお先生はプールの授業しないんですか?」
青井「隣に並ぶなよ」
成瀬「まあまあまあ」
相変わらずの爽やか笑顔を隣で振りまいている
青井「俺が2年の保健の授業があるから
今の時間だけキーモット先生が受け持ってくれてるんだよ」
成瀬「そうなんですね!お、噂をすればプールに人がいますよ」
1年かな〜楽しそうだな〜と声を漏らす力二
青井「興味ない」
成瀬「あ
Aさんだ」
咄嗟に振り返る
成瀬「見た!興味ないって言ったのに!」
青井「いやちがう
今のは知ってる名前が出てきたからつい反射的にだ」
よくあるだろ、と口にする
成瀬「興味なかったんじゃないですか?」
それでもニヤニヤと煽ってくる力二の背中をグリグリ押す
青井「反射的だ」
はぁ…めんどくさいやつに捕まったな…
成瀬「ダメですよ?
生徒とは正しい距離で接しなきゃ…」
青井「日本で1番お前には言われたくないセリフだなそれ」
成瀬「なんでですかそれ差別ですよ」
青井「だいたいそういうんじゃないんだよ
今の流れで水着姿のキーモット先生がいるって言われても
俺は確実に振り返ってたな」
ムキムキの体でゴーグルをしっかり付けたもじゃもじゃ頭を想像する
成瀬「それはそれでなんか引くんですけど…」
252人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
のえた。(プロフ) - 黒狐さん» わざわざありがとうございます! (3月25日 19時) (レス) id: 33e50bbb44 (このIDを非表示/違反報告)
黒狐 - 10話の次の話夢主ちゃんのところ🦀さんになってますよ〜細かくてすみません、今回も大好きな話になってて面白かったです! (3月25日 19時) (レス) @page19 id: fb020f6fb3 (このIDを非表示/違反報告)
のえた。(プロフ) - 人間さん» ありがとうございます🥹 (3月24日 1時) (レス) id: 33e50bbb44 (このIDを非表示/違反報告)
人間 - あ、これ神だ、、、☆ (3月23日 21時) (レス) @page15 id: 89c49f19f9 (このIDを非表示/違反報告)
のえた。(プロフ) - 黒狐さん» ありがとうございます🥲💕頑張ります! (3月23日 15時) (レス) id: 33e50bbb44 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:のえた。 | 作成日時:2024年3月18日 23時