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トスントスン…
足音が聞こえてきた。
こんな時間に誰だろう?先生?
キヨは今日お見舞いで来ないはず…。
「よっ!A!」
そこには昨日よりも元気そうな
キヨが立っていた。
『えっ!?あれ、お見舞いは??』
「行ってきた!」
『そ、そうなんだ…。
具合どうだった?』
「大会、出れるってさ!」
『そっか!!良かったね!』
「リハビリとかはしなきゃ
いけないらしいんだけど。
でも大会に出れるって聞いた時、
本当安心した…。」
キヨは荷物を置いて
私の席の隣に座った。
「昨日、A
落ち込んでた俺を
励ましてくれたじゃん?
お礼、言いたくて戻ってきちゃった。」
『え、その為に…?』
「うん!その為だけにっ!」
『明日でも良かったのに…』
「明日、土曜日じゃん?」
『あ。』
「部活のみんなには明日会えるから
明日言うんだ。」
『わざわざありがとう。
私もなんか安心したよ。
キヨの元気も戻ったことだし!』
ほんわかとした空気が
私たちの心を和ませた。
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ゆゆゆ(プロフ) - みやさん» みや様♡本当にありがとうございます(T . T)ご期待に応えられるよう頑張りますので、是非今回も最後までお付き合い頂けたらと思います!(_ _) (3月1日 20時) (レス) id: 6fdc3e229f (このIDを非表示/違反報告)
みや - 今作も楽しく見させてもらってます!続きも楽しみです( ; ; )♡連載頑張ってください〜! (3月1日 16時) (レス) id: 2bd17039e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆゆゆ | 作成日時:2024年2月5日 0時