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あれから1週間以上が経った。
「それでね？！それでね！？」
ジュジュはあれから
毎日お見舞いに行っているらしい。
「淳平くんと好きな漫画とか一緒でさ！？
マジで盛り上がっちゃって！！」
『めちゃくちゃいい感じじゃん！？』
「しかもね…？聞いて驚け…？」
『見て笑え？』
「笑わないでよ、
小鬼トリオじゃないのよ。」
私の耳に手を当てて
コソコソと小声で言った。
「退院したら、
一緒にお出かけしようって
約束したのっ♡」
『ええ！？それってデート…！？』
「そう、デートだよね！？」
キャハキャハと一人で
盛り上がっているジュジュを
眺めながら、私は思い出していた。
“じゃあ、Aだけに
教えてあげる。
誰にも言うなよ…？”
あの時の私を包み込んだ
優しい柔軟剤の香り。
“実は俺と西澤は…
_____付き合ってないよ。”
耳元で囁く優しい声。
あの記憶と一緒に
その時の感覚が蘇ってきて、
耳がこそばゆくなると同時に
そんな訳無いのに辺りから
彼の香りがした。
「A…？どうした？」
『あっ、ごめんごめん！
なんでもない！』
「あ〜、私が羨ましくて
嫉妬してるんだな〜？」
『どうかな〜。』
ダメダメ。
もう考えないようにするって
決めたんだから。
「A〜、
次の体育の前にお手洗い
行っとこー？」
『あ、うん〜。』
ジャージが入った袋を肩に掛けて
ジュジュの後を追う。
ダメだと分かっているのに
4組の教室をチラッと見てしまう。
キヨと西澤さんは相変わらず
何やら楽しそうに話している。
それを見た瞬間、
沸々と湧き上がるモヤモヤした感情。
あれ、私。
もう考えないように
するんじゃなかったの？
二人が笑い合ってる姿を見て
私は目を逸らした。
これ以上、彼のことを考えたって
自分が虚しくなるだけなのに。
お手洗いを済ませ、引き返す時にも
二人の状況は変わってなかった。
でもその時________
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ゆゆゆ(プロフ) - みやさん» みや様♡本当にありがとうございます(T . T)ご期待に応えられるよう頑張りますので、是非今回も最後までお付き合い頂けたらと思います！(_ _) (3月1日 20時) (
レス) id: 6fdc3e229f (このIDを非表示/違反報告)
みや - 今作も楽しく見させてもらってます！続きも楽しみです( ; ; )♡連載頑張ってください〜！ (3月1日 16時) (レス) id: 2bd17039e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆゆ | 作成日時：2024年2月5日 0時
