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「Aっ！！」
教室の中から私を呼び止めると
キヨは廊下まで駆けてきた。
ジュジュはニヤニヤと目配せをして
少し後ろに下がる。
「なぁ、なんで最近
パソコン室来ないの？」
『なんでって…。』
「俺、ずっと待ってたんだけど。」
ドクン_____
いや待て、キヨの好きな人は
西澤さんなんでしょ？
なんでまだ思わせぶりな
態度を取るの？
私の反応を見て楽しんでるの…？
『ごめん、ちょっと用事があって。』
行こう。とジュジュに小声で伝えて
歩みを進めようとすると
いきなり腕を掴まれた。
「なんでだよ。あの時、
明日も来るって言ってたじゃん。」
少し寂しそうな顔をする彼に
私はしどろもどろになる。
「離しなよ。
A、困ってるよ。」
ジュジュがキヨの手を退かす。
「ごめん…。」
『いや、私もごめん。
もう…行かないかも。』
「え…なんで。
俺ら、友達じゃなかったの？」
『友達…。』
そうか。
キヨは友達だと思って
やっていたことを、
私は思わせぶりなこととして
受け取ってしまっていたってことなのか。
彼は、友情。
私は、恋愛感情。
そりゃ、すれ違うわな。
「俺…待ってるから。今日も。」
『えっ…。』
「気が向いたら…来てくれよな。」
切ない表情から笑顔を作る彼。
そんなに私のことを
友達として迎えたいのか。
ふと、教室に目を向けると
私たちの様子を遠くから
眺めている西澤さんが居た。
この二人は実はもう
両思いなんじゃないか？
だとすれば、
この状況を西澤さんに
見られているのは
あんまり良くない気がする。
『わかった。』
一言、そう言い捨てると
ジュジュを連れて4組を離れた。
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ゆゆゆ(プロフ) - みやさん» みや様♡本当にありがとうございます(T . T)ご期待に応えられるよう頑張りますので、是非今回も最後までお付き合い頂けたらと思います！(_ _) (3月1日 20時) (
レス) id: 6fdc3e229f (このIDを非表示/違反報告)
みや - 今作も楽しく見させてもらってます！続きも楽しみです( ; ; )♡連載頑張ってください〜！ (3月1日 16時) (レス) id: 2bd17039e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆゆ | 作成日時：2024年2月5日 0時
