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「ねぇー、キヨ？
好きな人いい加減に教えてよぉ。」
「はぁ…しつこいな。」
そして、何故か不公平な指相撲勝負で
好きな人暴露をけしかけられてしまった。
「俺さ、実は…西澤が___ 」
そこまで言いかけた時、
廊下で物音がした。
「え、なんか音しなかった？」
「すぐそこからしたよな？」
まさか…A…？？
すぐ廊下に出てみるも
既に誰も居なかった。
「誰も居なかった？」
「うん。居なかった。」
この時間にここに居る生徒といえば
Aしかあり得ない。
「ねぇ。キヨって私のことを…？」
「あぁ、続きね。
西澤が今座ってる椅子あるだろ？
そこにいつも座ってて、
サッカーしてる俺を
応援してくれる子。」
「…なにそれ。」
「何それって、俺の好きな人だよ？」
「いつも座ってる子って誰？」
「言わねーよ。」
「え、妄想？妄想の中の子？」
「いや、妄想じゃねぇし。」
「何それ！裏切り者！！」
「はぁ？？名前出せとは一言も
言ってねぇだろ？」
「サイテー！クズキヨ！！」
西澤はそのまま
パソコン室を出て行った。
少し経ってから気づいてしまった。
あそこに居たAは、
まさか俺の好きな人を
西澤だと勘違いして…？
思わず席を立って
校門が見える窓まで走る。
もちろんAの姿は無い。
霧雨が降っている。
「A、傘持ってるかな…。」
それからというもの、部活終わって
すぐさまパソコン室に行っても
そこにはAは居なかった。
次の日も、また次の日も_________
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ゆゆゆ(プロフ) - みやさん» みや様♡本当にありがとうございます(T . T)ご期待に応えられるよう頑張りますので、是非今回も最後までお付き合い頂けたらと思います！(_ _) (3月1日 20時) (
レス) id: 6fdc3e229f (このIDを非表示/違反報告)
みや - 今作も楽しく見させてもらってます！続きも楽しみです( ; ; )♡連載頑張ってください〜！ (3月1日 16時) (レス) id: 2bd17039e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆゆ | 作成日時：2024年2月5日 0時
